『生活にメリハリをつける』~医学部生との座談会~
本校卒業の医学部生との座談会が行われ、医学コースの1・2年次15名が参加しました。
福島県立医科大学医学部の2年佐久間さん、4年古川さん、6年遠藤さんを講師としてお迎えしました。
初めに進路指導主事からは、「先輩たちの高校時代や現在の様子についてお聞きして、進路実現に向けた具体的な実践からヒントをもらい、目標達成に向けて計画的な夏休みを過ごしてほしい。」とのお話がありました。
次に先輩方一人一人から、高校時代に医学部合格に向けて実践した内容についてお話を聞きしました。
2年佐久間さんからは高校時代において1年次から意識していた次の4つのポイントのお話がありました。
①自由時間を確保する。
②時間を効率的に活用する。
③学習に関するわからないところはそのままにしない。
④携帯電話の使用について自分ルールを作る。
大学1年の時は、「専門用語を理解するのにとても苦労した。」とのお話もありました。
4年古川さんは、「進路決定について、元々医療系に興味があった中で、医学部進学を決定した時期が遅かったため、積極的に医療に関するニュースを知ることを意識した。」とのことでした。
高校時代には、「生活リズムを崩さないことや食べるものにもこだわり、それにより、ルーティーンが確立され、受験の時にも落ち着いて臨むことができた。」そうです。
大学生活については、「メリハリのある生活を自分で計画することが充実につながっている。」とのことでした。
6年遠藤さんは、「塾に通わずに、部活中心の高校生活を送り、とても忙しかった。」そうです。「ゴールまで到達できるやり方を自分で見つけて、やりたいことを精一杯取り組んで、後悔がないように過ごしてほしい。」というお話がありました。
その後の座談会では、生徒一人一人が悩んでいることや相談したいこと、高校時代の取組について質問などをしました。
生徒の中には、「同じ部活動の先輩が部活動を続けながら医学部に合格したと聞いて、部活動が忙しいことを理由にするのは恥ずかしい。最後まで頑張りたい。」と、進学への意欲を高めることができたようです。
夏の補習も終わり、充実した夏休みに向けて、モチベーションが高まったようです。