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第1年次 茶道体験教室 ~和敬清寂 ささやかな心遣いに気付く~

先日、第1年次は家庭基礎の時間に、茶道体験教室を実施しました。
会津地区の茶道教室の先生方が来校し、本校の学而ホール2階にある和室において、茶道のご指導をいただきました。生徒たちは2つの班に分かれ、実際に「薄茶を点てる」ことと「薄茶をいただく」ことをそれぞれ体験しました。


茶道教室の先生が亭主となりお点前を披露し、生徒の一人が正客となり、お点前の一連の流れを体験しました。
薄茶を立てるのは、茶筅を持った右手の手首のスナップを利かせながら、御茶碗の底からしっかりと混ぜていくことが、簡単そうに見えて、実は難しく、ふんわりとした泡ができないといった感想がありました。


お点前を頂戴する(薄茶をいただく)のは、お菓子の食べ方、懐紙の片づけ方、薄茶が出されてからお点前を頂戴するまでの所作がたくさんあることに驚いたという感想でした。
出された上生菓子は「好日」という名前で山茶花をモチーフにしてあると知り、亭主が、客人を思い用意したお菓子にも、季節を感じさせる細やかな気遣いがあることに驚いていました。


「和敬清寂」、令和の生徒たちにも心に残る体験となりました。