黒板アート甲子園エリア賞受賞 ~新たな試みに挑戦!躍動感を表現~
本校美術部が黒板アート甲子園2024 黒板の部メイン大会で北海道東北ブロックエリア賞を受賞しました。本校美術部は、黒板アートを5月から始め、初めての大会出品でエリア賞を受賞しました。受賞できた心境を、部長の小滝さんに聞いてみました。
①エリア賞を受賞した時の心境を教えてください。
『初めての黒板アートで、初めて賞を受賞し、とても感慨深かったです。驚きと同時に、この大画面を完成させたという、成就の喜びを感じました。』
②5月から黒板アートを始めたと聞きましたが、どんなことが難しかったですか?
『チョークに関して全てにおいて初心者であり、持ち方や線の描き方、力の強弱などには慣れるのに時間がかかりました。また、大画面を構成することの複雑さ、仲間との意見の食い違いにおいて、とても頭を悩ませたことが記憶に残っています。』
③構図に込めた思いを聞かせてください。
『福島の象徴であるキビタキ、そして福島の誇る磐梯山を主として、希望の花言葉を持つ青い薔薇、清浄な空気、白鳥丸を横長の画面に表現しました。各段階で構図を推敲し、結果としてはよい出来栄えになったと感じています。』
④完成まで制作にかかわった部員全体で、どんなことを意識しましたか?
『部員ひとり一人に個性があり、ゆえにチョークの扱い方十人十色で、それらを表現に活かすために、気持ちを共有し、一丸となることを意識しました。そのおかげで、画面全体においてもムラがなく仕上がり、密度の高い黒板アートに仕上がったと感じています。』
『私たちにとって、これはまだ序盤であり、私たちのチョークはさらに高みを目指せると確信しています。今回の主要なメンバーであった2年生は、今回の黒板アートが最後の参加となります。今回手伝いをしてくれた1年生を中心として、入学してくる新学年とともに、来年は全く新しい世代でチョークを握るため、新たな一歩になります。彼らにもぜひ頑張ってほしい、加えてこの黒板アートが与えてくれた経験や喜びを忘れず、全ての世代が素晴らしい才能を発揮してくれることを願っています。』