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外務省国際機関人事センター 高校講座  ~異文化に触れる、実体験をしよう~

先日、第1年次 高校講座において 外務省総合外交政策室より国際機関人事センター室長 相馬安行様が来校し、講演をしていただきました。
相馬様が外交官になったきっかけは、言語や人、文化、生活など日本と異なるものに触れることの楽しさを知ったことであるとお話がありました。
外交官の仕事を通して、英語以外の外国語にも触れる機会があり、多くの言葉を読むことができるようになったというお話がありました。


外交官の仕事は、本省での勤務と海外の大使館での勤務があり相馬さんはケニア共和国と、ドイツに勤務したそうです。
ケニア共和国で勤務しているときに、日本の中古の救急車が使われていたことに驚いたことや、健康状態が良好でないために平均寿命が短いこと、部族による対立を避けるための配慮をしなくてはならないことなど、日本との違いも体験することができたとのお話がありました。
その国の歴史的な流れや文化についても理解しておくことが、現地での人とのかかわり方に活かされるとのお話がありました。

生徒に対して、多くの言葉を学ばなくても、生活で使う必要のある、少ない語彙を学ぶだけで、海外では生活ができることと、自信をもって海外で働くことに挑戦してほしいとのメッセージがありました。
世界とかかわる仕事に就く楽しさを教えてもらえた、充実した時間となりました。生徒たちの、世界で活躍する意識を高めることができました。