福沢諭吉記念第63回全国高等学校弁論大会 ~届け、私の想い~

本校社会弁論部の外島さんが、福沢諭吉記念第63回全国高等学校弁論大会に出場し、優秀賞を獲得しました。外島さんに、現在の心境を聞いてみました。

①優秀賞おめでとうございます。自分の弁論のあと、審査発表までの時間は、どのように感じましたか?そのときの心境を教えてください。
『今回の発表は、詰まってしまったところはあったものの、自分の中で納得のいく弁論でした。そのため、弁論後は評価をあまり気にせず、少しでも聴衆の方に届いたのかということのほうが気になっていました。審査発表をされたときは、思ってもいなかったので驚きました。去年より成長したことを実感でき、嬉しかったです。』

②前回の全国大会後から、克服できた点はどんなところですか?
『やはり、強弱が克服途中だと思います。自分の中では弁論を楽しむこと、聴衆の方々に響くような弁論をすることを目標としていました。2点を意識することで自然な強弱が取れていると感じることができました。』

③今回の発表で、工夫した点があれば教えてください。
『前述のような、楽しむ弁論、相手を説得させる弁論を目標とし、結果よりも納得のいくものを意識しました。自然に聞こえるように強弱をつけたり、自分の伝えたい部分を強調したりすることができました。前回より目標を達成した弁論ができたと思います。』

④達成感を感じたのはどんなところですか?
『達成感はとても大きいものでした。今までは、自分の「納得の行く発表」と「結果を残す発表」が異なり、悔しい思いの残る大会ばかりでした。しかし、前回の青年弁論大会や今回の大会はどちらも賞を獲得して、結果を残すことができて、充実感と達成感を強く感じることができました。結果以外でも自分の中で立てた目標も、達成できたので、とても良い大会になりました。』

大会に出場するたびに、課題が克服できていること認識したり、さらに練習の必要性を感じる点を見つけたりと、自分自身で成長を感じているようです。
外島さんは、今大会までの受賞実績により、全国高等学校総合文化祭香川大会への出場が決定しました。今後の活躍を大いに期待しています。