
第2弾 『課題に気づき、修正する力。現在進行形で成長しています!』~水泳200m平泳ぎIH出場を振り返って~
本校1年生の吉川君が8月15日(木)~18日(日)に行われたた全国高等学校総合体育大会水泳競技に200m平泳ぎで出場しました。
IH出場権を獲得した時に、吉川君は今後の課題として、①スタートの出遅れを克服する②ラスト50mのラップを上げる③手全体で水をとらえる技術の向上、体幹の強化、下半身や上腕の筋力の強化を挙げていました。

IHに向けて、吉川君は次のように話してくれました。
①スタートの出遅れは体幹のブレがあると入水するときの体に影響があり、水の抵抗が大きいと気が付いて、時間をかけて体幹のブレを修正していく必要があると考えました。特に、体幹のブレを修正するためには伸ばした手先から頭、肩、腰、足先までが一直線になるイメージをもつことが重要であるため、イメージしながら体幹のトレーニングに取り組んでいる。
②ラスト50mのラップを上げるためには、短時間で泳ぐ・休むを区切った有酸素運動を取り入れることで、筋肉が生成する乳酸に耐えることができる体づくりに取り組んだ。
その結果、自己ベストを1秒強縮めることができた。結果としてIH標準記録、来年の国体の標準記録を更新切ることができた。
③自分の手の大きさは簡単に大きくすることができないので、手のひら全体で水をとらえる。特に、小指、薬指までの意識を高めた。
その結果、ストロークが50mで1回~2回減らすことができた。1かきでの水をとらえる量が増加した。
さらに吉川君に、IHを終えての感想を聞いてみました。「とにかく悔しい思いが募った。IHに出場した選手の中には、1年生で優勝した選手もいたこともあり、学年を理由にはできないと思った。①②③の課題は、継続して取り組むことの重要性を痛感した。」と話していました。

吉川君は「次の大会は9月16日の佐賀国体。決勝に残りたい」と決意している。
自分の体と向き合い、必要なトレーニングを自分で考え、結果と照らし合わせながら、さらなる修正を行う吉川君の、現在進行形での成長に大いに期待しています!